あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
大人になりましたぁ!!
初めての出来事に未だ体は敏感なままベッドに
横たわるみくるは、聖人の腕に頭を乗せ体にしがみついたままでいた。

『大丈夫か?熱は下がってる気がするけど…』

『…はぃ、だいじょぶ……ではなぃです…』

『どこか辛い?』

『いぃえ…ょくわからないけど、聖人くんから
離れられなくなってしまぃました…』

『安心しろ。みくるが離れそうになっても、
俺は絶対に離さないから!絶対…消えるなよ。』


みくるは何故か涙を隠しながら何度も頷いた。


『……ミルクは、卒業ですか?』

『そうだな…ミルクは子犬みたいだから。』

『もう、子犬じゃなくなったんですか?』

『ふふっ、俺が大人にしてやったんだよ』

『やったぁ~!大人になりましたぁ!!』

『あっ!!「私大人になりましたぁ」なんて
周りの人に言ったらダメだぞ!!』

『え?そうなんですか??』

『2人だけの秘密だ!!分かったか!?』

『はい!秘密です!』


必死に口元を押さえるみくるがとっても可愛らしく、聖人はたまらず手を避けキスをした。

『ぅ、ん…ん、ぅぅ』

『ふふ…ぅ、ん…』


2人はキスをしながら幸せな音が漏れていた。

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