あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
『院長!!』

『あっ!…2人とも、来てくれたのか。いやぁ~
申し訳ない!…急に血圧が上がってしまってね』

『ぉ父さん…生きてた……』


予想外に元気そうな父の姿を目にしたみくるは、
一気に不安と緊張がとけると、膝の力が抜けて
その場に座り込んでしまった。

『みくる!!』

『みくるちゃん!?……ん?熱あるのか!?』


よく見ると頬を赤らめ呼吸も少し荒い。

『すみません!さっき少し熱があって…』

『えっ!?とりあえず急いで運ばないと!
院長すみません、みくるちゃんの方に…』

『あぁ!私は大丈夫だから、みくるをよろしく
頼む!!』


聖人がみくるを抱きかかえ処置室に運び、
聖人の上司は神田先生に連絡を入れると
すぐに駆け付けてきた。
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