あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
『お父さん…みくる大丈夫かしら……』
『先生方が診てくれてるから、大丈夫だよ。
私が血圧で倒れたくらいで心配かけたから……』
父と母は手を繋ぎ、みくるの無事を祈っていた。
*****
治療が一段落し、神田先生は落ち込む聖人に
近付き声をかけた。
『柊先生…みくるちゃんうさぎ触ったのかい?』
『……すみませんでした。僕が一緒に付いて見ていたので、大丈夫かと過信していました…』
『してしまった事はしょうがない。今回は早く
気付いて治療始められたから良かったけど……
しょうがないでは済まなかったかもしれないっ
て事、肝に命じておきなさい!』
『はい。本当に、申し訳ありませんでした…』
『みくるちゃんに付き添っててあげないとな!
起きた時に柊先生がいないと不安になるから。』
『神田先生、本当にありがとうございました!』
聖人は立ち去る神田先生の後ろ姿が見えなくなるまで頭を下げ続け、そんな聖人を葵と小山が
憐れみの目で眺めていた。
『先生方が診てくれてるから、大丈夫だよ。
私が血圧で倒れたくらいで心配かけたから……』
父と母は手を繋ぎ、みくるの無事を祈っていた。
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治療が一段落し、神田先生は落ち込む聖人に
近付き声をかけた。
『柊先生…みくるちゃんうさぎ触ったのかい?』
『……すみませんでした。僕が一緒に付いて見ていたので、大丈夫かと過信していました…』
『してしまった事はしょうがない。今回は早く
気付いて治療始められたから良かったけど……
しょうがないでは済まなかったかもしれないっ
て事、肝に命じておきなさい!』
『はい。本当に、申し訳ありませんでした…』
『みくるちゃんに付き添っててあげないとな!
起きた時に柊先生がいないと不安になるから。』
『神田先生、本当にありがとうございました!』
聖人は立ち去る神田先生の後ろ姿が見えなくなるまで頭を下げ続け、そんな聖人を葵と小山が
憐れみの目で眺めていた。