あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
後片付けをして、荷物をバスへ戻していた。


『ミルク、落とすなよ!』

『はぁ~い!!聖人さん!!』

『はぁ~い!って、伸ばすの止めろ!
それから名前じゃなくて先生って呼べ!』

『はぃ!!せんせ!!』

『よしっ!』


2人のやり取りを見ていた健診メンバーは、
出来上がっている師弟関係に驚きながらも
思わず笑ってしまった。


『蘭子さん、あの2人って知り合いだったんですか??』

『らしいわよ。みくるちゃんがハキハキ楽しそうにしてる姿、初めて見たわ!』

『柊先生って、みくるちゃんにあんな態度取ってるけど、院長の娘だって知ってるんですかね?』

『いやぁ~どうだろぅ……確かにキツイというか
冷たいというか……まぁ仕事は出来そうだから
良かったわ』


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