あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
『来ないでください!!!
大丈夫ですよ!私、ちゃんと部屋に戻ります』

『みくる…本当か!?』

『はい!聖人くん、お仕事中なんだから
サボったら怒られちゃいますよ』

『じゃあ、今日仕事終わったらすぐに行くから』

『無理しないでくださいね』

『いや、無理してでも行くから待ってろよ!』


電話を切ったみくるは、我慢していた涙が
一気に溢れてきた。

『ぅ、聖人くん…グスン、約束、ん…守るょ…
ズズ……消ぇたり、しなぃ……会いたぃから…』
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