あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
『お疲れ様~!この後みんなでご飯食べようって言ってるんだけど、柊先生とみくるちゃんも
行けるよね?』

『はい!聖人くんも行けます!』

『おい、勝手に決めるなよ』

『あら?みくるちゃん元気になってるわね!』


蘭子は2人を仲直りさせようと思い、
健診センターの上の居酒屋で飲み会を設定したがその前に仲直りしていた様子を見て、ホッと
一安心したあとに軽く呆れ顔。

***

『薬あるんだからあまり飲みすぎるなよ…』

『ひゃい!だいじょぶでひゅ!
エレベ~タ~でひゅ~んって行ったら家なので』

『みくるちゃんお酒弱いから、帰りは柊先生
責任持って部屋まで運んでくださいね!』

『えっ!みくるにお酒飲ませたの蘭子さんじゃないですかぁ!…まぁ、責任持ちますけど……』

『ふふっ、けどみくるちゃん最近ずっと元気
なかったから心配してたけど……元に戻って安心
しました』

『…僕のせいなんですょ。自信だけあっても
ダメなんですね……』

『大丈夫ですよ!柊先生なら、大丈夫!!
2人を見てれば分かります』


聖人が蘭子に励まされている間、みくるは他の
職員に可愛がられニコニコしながらお酒を飲んでいて、そんな姿がとっても愛くるしかった。


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