あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
みくるの病
今日は月に1度のみくるの定期検診。
1階の健診センターの前で母の迎えを待っていると、職場の人達が声をかけてくれる。
『みくるちゃん、病院?』
『はい。もうすぐお母さんが迎えに…』
するとそこへ、ピカピカの高級外車で颯爽と
現れた母は窓を開けてみんなにご挨拶。
『みんな元気~??お仕事頑張ってね~!
ほらっ、みくる!早く乗って!』
みくるを乗せると車は病院へ向かった。
病院へ着いても、みくるは次々とすれ違う人達に声をかけられる。
『みくるちゃん、こんにちは』
『診察頑張ってね』
『は~い』
1人ずつにちゃんと笑顔で返事をするみくるは、
いつも思っていた。
(どうしてみんな…私に優しいの?
私…変だから?それとも、かわいそうなの?
お父さんが偉いと、私に優しくするの?
みんな………本当は、無理してるの?)
みくるは、だんだん気持ちが沈んでいった。
1階の健診センターの前で母の迎えを待っていると、職場の人達が声をかけてくれる。
『みくるちゃん、病院?』
『はい。もうすぐお母さんが迎えに…』
するとそこへ、ピカピカの高級外車で颯爽と
現れた母は窓を開けてみんなにご挨拶。
『みんな元気~??お仕事頑張ってね~!
ほらっ、みくる!早く乗って!』
みくるを乗せると車は病院へ向かった。
病院へ着いても、みくるは次々とすれ違う人達に声をかけられる。
『みくるちゃん、こんにちは』
『診察頑張ってね』
『は~い』
1人ずつにちゃんと笑顔で返事をするみくるは、
いつも思っていた。
(どうしてみんな…私に優しいの?
私…変だから?それとも、かわいそうなの?
お父さんが偉いと、私に優しくするの?
みんな………本当は、無理してるの?)
みくるは、だんだん気持ちが沈んでいった。