あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
母と一緒に向かった先は、VIP専用フロア。
それぞれ個室にはテレビやマッサージチェア、
ベッド等が置いてあり、患者はその部屋で待っていると、主治医が来てくれて診察をし、点滴や
採血等の処置も看護師が来てやってくれるのだ。
みくるは、ここにしか来たことがないので
病院とはこういうものなんだと思っていた。
『失礼します。こんにちは、みくるちゃん』
『こんにちは…』
まず最初に現れたのは小児科医の神田先生。
『調子はどう?風邪ひいたりしてない?』
『うん。元気…』
『ん?あまり元気に見えないけど。
何か気になる事でもあったかな?』
『ううん…』
『そっか……体の事じゃないみたいだね。
この後平井先生が来るから相談してみるといいよ。じゃあ今から採血してその次注射ね』
『うん…』
平井先生は精神科医。
体の事は神田先生、心の事は平井先生に相談
するものだと、みくるの中で決まっていた。
それぞれ個室にはテレビやマッサージチェア、
ベッド等が置いてあり、患者はその部屋で待っていると、主治医が来てくれて診察をし、点滴や
採血等の処置も看護師が来てやってくれるのだ。
みくるは、ここにしか来たことがないので
病院とはこういうものなんだと思っていた。
『失礼します。こんにちは、みくるちゃん』
『こんにちは…』
まず最初に現れたのは小児科医の神田先生。
『調子はどう?風邪ひいたりしてない?』
『うん。元気…』
『ん?あまり元気に見えないけど。
何か気になる事でもあったかな?』
『ううん…』
『そっか……体の事じゃないみたいだね。
この後平井先生が来るから相談してみるといいよ。じゃあ今から採血してその次注射ね』
『うん…』
平井先生は精神科医。
体の事は神田先生、心の事は平井先生に相談
するものだと、みくるの中で決まっていた。