あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
(……後遺症!?……ぁ!だから荷物運ぶ時に
よろけたり、襲われた時に転んだり、
自分は変だって言って落ち込んでたのか!!
……俺、あいつの事傷つけてたんだ…)
聖人は、何も知らなかったとはいえ、みくるを
傷つけていた事に対する罪悪感と、自分の未熟さを痛感し自己嫌悪に陥った。
すると聖人は居ても立ってもいられなくなり、
みくるの病室へ走った。
(ガチャ!!)
『はぁはぁ!!ミルク!!』
『あ!聖人さん、助けてくださぃ。
カーディガンが着れません……』
ノックもせずに病室のドアを勢いよく開けると、
みくるは点滴にカーディガンを絡ませ、
困った表情で聖人を見てきた。
そんなみくるに近付くと、聖人は躊躇する事なく
抱きしめた。
『……ん?聖人さん?』
『助けに来たぞ!俺はミルクの救世主だからな』
すると聖人を見上げたみくるは、
笑顔で大きく頷いた。
よろけたり、襲われた時に転んだり、
自分は変だって言って落ち込んでたのか!!
……俺、あいつの事傷つけてたんだ…)
聖人は、何も知らなかったとはいえ、みくるを
傷つけていた事に対する罪悪感と、自分の未熟さを痛感し自己嫌悪に陥った。
すると聖人は居ても立ってもいられなくなり、
みくるの病室へ走った。
(ガチャ!!)
『はぁはぁ!!ミルク!!』
『あ!聖人さん、助けてくださぃ。
カーディガンが着れません……』
ノックもせずに病室のドアを勢いよく開けると、
みくるは点滴にカーディガンを絡ませ、
困った表情で聖人を見てきた。
そんなみくるに近付くと、聖人は躊躇する事なく
抱きしめた。
『……ん?聖人さん?』
『助けに来たぞ!俺はミルクの救世主だからな』
すると聖人を見上げたみくるは、
笑顔で大きく頷いた。