あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
葵の言葉にみくるの心は傷つき、涙すら出ないほどのショックを受けて、ただ呆然としていた。

『…ミルク……痛いか?』

『………』

『大丈夫だよ、何も心配しなくていいから』

『………』


みくるは、聖人と目も合わさない。

『迷惑だなんて、誰も思ってないし』

『…わたしだって……わかってる……』

『ぇ……』

『何も出来ないって!!!邪魔だって!!!
迷惑だって、わかってるの!!!』


みくるは突然大きな声でそう叫びながら
聖人に枕を投げつけ、布団に潜ってしまった。

『み、ミルク…』

『出てってぇ!!!』

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