あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
廊下でばったり会った母と聖人は、一緒にみくるの病室を訪れた。


(コンコン!)
『みくる~調子はどぅ~って、お父さん!?
どうかしたの!?』

『あっ!お母さんと聖人さんだぁ!』

『院長!どうかされましたか!?』


青ざめてフラフラの院長に聖人も心配になった。

『ひ、柊せんせぃ……ま、まさか!君が!!』


するとみくるは聖人の腕にしがみつき、

『私の恋人だよぉ~~!!』と皆に恋人宣言。


『みくるちゃーん!!
トドメをさしちゃダメだよー!!』


神田先生は悲痛な叫び声をあげながら、
院長を病室から引きずり出して行ってしまった。

『…ミルク………今じゃないでしょ…』

『はっはっは!!みくるに秘密は無理よね~』

『ぉ父さん……大丈夫かなぁ…』
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