あなたは私の救世主!~俺様ドクターの命じるままに
無事に退院したけれど、仕事は少しお休み。
入院中は毎日会えたのが、退院してからはなかなか会えず、メールか電話しか出来なかった。
(当直、頑張ってくださいね。)
(おぅ!!薬飲んだか?早く寝るんだよ)
(飲みました。けど、まだ寝ません。少しだけ
風にあたってきます)
(風に?どこで?風邪ひくぞ!)
(………)
途中で返信がこなくなるのはみくるのあるある。
けれどいつも聖人は心配になった。
こんな事で不安になるような男じゃなかったはずなのに……と自分でも信じられないほど、みくるの不思議な魅力にどんどん引き込まれていく。
そんな聖人の想いも知らず、みくるは時々寂しくなり1人屋上へ。
風にあたりながら夜景を見ていた。
『はぁぁ…今日も、生きてたなぁ…』
好きなのに会えない……そんな苦しさも、みくるにとっては初めての経験だったのだ。
入院中は毎日会えたのが、退院してからはなかなか会えず、メールか電話しか出来なかった。
(当直、頑張ってくださいね。)
(おぅ!!薬飲んだか?早く寝るんだよ)
(飲みました。けど、まだ寝ません。少しだけ
風にあたってきます)
(風に?どこで?風邪ひくぞ!)
(………)
途中で返信がこなくなるのはみくるのあるある。
けれどいつも聖人は心配になった。
こんな事で不安になるような男じゃなかったはずなのに……と自分でも信じられないほど、みくるの不思議な魅力にどんどん引き込まれていく。
そんな聖人の想いも知らず、みくるは時々寂しくなり1人屋上へ。
風にあたりながら夜景を見ていた。
『はぁぁ…今日も、生きてたなぁ…』
好きなのに会えない……そんな苦しさも、みくるにとっては初めての経験だったのだ。