私の罪
私達の行為はバリエーションも広がり、エスカレートしていた。

今日は、私の憧れていた「家庭教師ごっこ」をやることになっていた。

最初はお互い隣同士に座り、机に向かい合って英語を教えるというスタイルを取っていたが、彼が間違いをおかすたび、私が彼に「お仕置き」をくわえるというものだった。

りょうは、それにすごく興奮するらしく、最近は性行為を行う前に、私の手で彼が先に果ててしまうということがよく起きた。

「制服プレイ」も行った。

彼には学ランを着てもらい、私は彼に近づくとゆっくりと彼の首に抱きついて、至近距離から彼を見つめ、不適な笑みを浮かべて目で挑発する。

私が学ランのボタンを一つずつ外していって、その中のシャツのボタンも徐々に外していく。

シャツの間から見える彼の鍛え上げられた胸板や腹筋を見て私の興奮度も上昇するのだった。

私はりょうの上に乗って、彼に言葉攻めするのが大好きだった。

上から彼を抱きしめ、彼に下から突かれている間も

「こういうこと同級生ともしてるんでしょ?」とか言うと

「そんなこと・・・してないですよ・・・」と喘ぎまじりに答えるので

「もし、同級生とこんなことしたらもっといたずらしちゃうからね。分かってるでしょ?」と彼の耳元でささやいた。

そうするともっと彼の動きや興奮が激しさを増すのだった。

そして、お互いが絶頂に達したあと、ベッドの上に座って服を着ている最中に彼がなんか言い辛そうに私の隣に座った。

「どうしたの?」

心配になって彼に尋ねるとりょうは少し躊躇いがちにこう言ってきた。

「実はこの前、同じクラスの女子に告られた」

一瞬、私の心臓がドクンと大きく跳ねたのを感じた。

「え?」

私は大人の冷静さを取り繕って「で、彼女のことが好きなの?付き合うの?」と絞り出すように聞いた。

「わかんない・・・」
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