声と性癖
「ああ、そんなことにも感じちゃう?僕の結衣さんはすごく感じやすくて、エロくて、可愛い。
もっと、もっと乱れて。」
「お願い……です、……ホント、そこで、喋っちゃ、や……」
「それって、ここ……?」

散々、感じさせられて、話している時の息がそこに当たるだけでもおかしくなりそうなのに、蓮根はふっーと息を当てる。

「やぁぁんっ……」
背中、というより、脊髄まで、ぞくぞくっとして、結衣は背中を反らしてしまう。

「もっと……、もっとですよ、結衣さん。」

敏感なそこを、何度も舐められたり、時折水音とともに啜るような音まで聴こえて、与えられ続ける感覚に、おかしくなりそうだ。

身体の中心が熱くて、もどかしくて、身体が震える。

ひっきりなしに漏れでる声はもう、抑えることなんて出来なくて。

そこを、もっと、もっと……と甘い声で煽られて、それは今まで経験した事のないほどの感覚。

「 涼真さん、涼真さ……っん。あ……」
「結衣さん、その名前を呼ぶ声、堪らない……っは……。なんて顔なんです。感じてる顔、壮絶に色っぽくて、すごく、くる。」
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