声と性癖
涼真は結衣のブラウスで、両手を頭の上で結んでしまう。
「緩くしてあるから、痛くはないでしょう?大丈夫?痛くない?」
「い……たくはない、です。でもっ……や……」

それは結衣のブラウスだけれど、拘束されているかのような、その姿を見られていることが恥ずかしい。

「恥ずかしいの?でも結衣さん、さっきから身体びくびくしてますよ?それに、そうしておけば、結衣さんの声抑えられないでしょ。大丈夫。もう、絶対痛くしません。でも、恥ずかしがらせたい。恥ずかしがる結衣さんが見たい。」

そんなことを言いながら、とても嬉しそうに結衣の胸の先端をきゅっと指で摘んで、下着の隙間から結衣の中に指を入れる。

「ここ、好きでしょう?胸も舐めてあげますね。っあ……指入れているだけでも、こっちも煽られる。今日、ナカ……すごいですよ?それに、どんどん、溢れてくる。」
「涼真……さん、も、ダメ。」

涼真の指が中を探って、結衣の感じるところに何度も何度も触れるから。

口元を手で抑えられない分、声を抑えられないから、ただただ、その声をもらすしかなない。

「気持ちいい?それとも、もう1本欲しいの?」
「……っちがっ……」
今でも、充分な快感なのに、指を増やされたりなんかしたら……おかしくなる。
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