声と性癖
「直接触っていい?」
「どうぞ?」
結衣が脱がせやすいように、涼真が腰を浮かせると、結衣は下着まで一気にずらす。

「起きてる。おっきい……。これがいつも、入ってるの?」
「そうですよ?」
涼真は冷静に返すものの、結衣の普段と違う姿にくらっとする。

結衣さん、ヤバ……むちゃくちゃエロいんですけど……。
分かってないんだろうなぁ……。

「えーっと、涼真さんは安静だからぁ、お口でしてもいいですか?」
「もちろんですよ。」

うふふっと笑って髪を耳に掛け、結衣が涼真のものを咥える。
「………ん、結衣さん上手。すごく、気持ち……良いですよ。」

「んっ……」
結衣の口いっぱいになっている姿が、限りなく涼真を昂らせる。

「ここ、舐められる?」
「ん……」
言われると結衣は、素直に舌をあてて舐める。

気持ちの良いところを舐められる快感ももちろんだが、視覚的にも刺激されるのだ。
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