声と性癖
6.個別案件
着信3回、の後『ご都合の良い時ご連絡下さい』のメッセージが残っていた。
リーディングルームにいる時は、携帯はロッカーに入れてある。
『仕事中は携帯に出られないんです。今、気付きました。その後、いかがですか?』
結衣はてててっとメッセージを打って返す。
ぴょん、とメッセージが返ってきた。
『仕事が不規則なんですよね?大丈夫です。』
あ、即レスだ。
そう思ったら、携帯が着信して驚く。
わぁ!びっくりした……。
相手はもちろん蓮根だった。
「はいっ!」
『結衣さん。やっと声が聞けた。』
安心したような蓮根のその声に、結衣も優しく声をかける。
「なかなか、ご連絡出来なくて、すみません。」
『いえ、お忙しいでしょうから。』
「蓮根先生もお忙しいんですよね?」
『おかげさまで。忙しくなかったら、即食いあげですから。』
少し、笑い声を含みながら話す蓮根は結衣の声が聞けて嬉しいのかもしれない。
『ああ、そう言えば車が戻ってきたんですよ。ありがとうございました。』
「良かった!」
リーディングルームにいる時は、携帯はロッカーに入れてある。
『仕事中は携帯に出られないんです。今、気付きました。その後、いかがですか?』
結衣はてててっとメッセージを打って返す。
ぴょん、とメッセージが返ってきた。
『仕事が不規則なんですよね?大丈夫です。』
あ、即レスだ。
そう思ったら、携帯が着信して驚く。
わぁ!びっくりした……。
相手はもちろん蓮根だった。
「はいっ!」
『結衣さん。やっと声が聞けた。』
安心したような蓮根のその声に、結衣も優しく声をかける。
「なかなか、ご連絡出来なくて、すみません。」
『いえ、お忙しいでしょうから。』
「蓮根先生もお忙しいんですよね?」
『おかげさまで。忙しくなかったら、即食いあげですから。』
少し、笑い声を含みながら話す蓮根は結衣の声が聞けて嬉しいのかもしれない。
『ああ、そう言えば車が戻ってきたんですよ。ありがとうございました。』
「良かった!」