声と性癖
「コールセンターで声フェチってあるのかなぁ。」
かんぱーい!とグラスを合わせた後で、そんな突然の結衣の呟きに、緑茶ハイを吹きそうになった莉奈だ。
「結衣さん、ちょっと言ってること分かんないけど。」
「萌え?」
「んー、センター内だといますよ。声優さんが好き、とか。」
「それはプロだもんねぇ。萌え、だなあ。莉奈ちゃんは?そーゆーのないの?」
まだ、乾杯をして時間も経っていないのだが。
結衣さんは、なかなかにエンジンのかかりが早いようだ……と莉奈は思う。
それでも、そういうストレートなのは、嫌いではない。
「フェチっ気ってことですか?それとも、萌え?」
「違うの?それ、違うの?!」
そんなに奥深い世界なの?!
「あ、そこまでの話では、ないんですね。」
どうやら、奥深いところまでは結衣は求めていないらしい、と莉奈は察する。
「ん…、私は鎖骨と腕…かなあ。普段隠れているでしょ。たまにちらっと見えるときゅんとするかなあ。あれ?結衣さん声フェチだった?そんなこと聞いた事なかったよね?」
かんぱーい!とグラスを合わせた後で、そんな突然の結衣の呟きに、緑茶ハイを吹きそうになった莉奈だ。
「結衣さん、ちょっと言ってること分かんないけど。」
「萌え?」
「んー、センター内だといますよ。声優さんが好き、とか。」
「それはプロだもんねぇ。萌え、だなあ。莉奈ちゃんは?そーゆーのないの?」
まだ、乾杯をして時間も経っていないのだが。
結衣さんは、なかなかにエンジンのかかりが早いようだ……と莉奈は思う。
それでも、そういうストレートなのは、嫌いではない。
「フェチっ気ってことですか?それとも、萌え?」
「違うの?それ、違うの?!」
そんなに奥深い世界なの?!
「あ、そこまでの話では、ないんですね。」
どうやら、奥深いところまでは結衣は求めていないらしい、と莉奈は察する。
「ん…、私は鎖骨と腕…かなあ。普段隠れているでしょ。たまにちらっと見えるときゅんとするかなあ。あれ?結衣さん声フェチだった?そんなこと聞いた事なかったよね?」