声と性癖
もう、訳が分からない、ただ、自分の鼓動がどくどくと音を立てていて、息をするので必死で、呼吸が荒くなっているのを感じるだけだ。
「結衣さん、僕はね、万が一に備えるタイプなんですよ。」
???
この雰囲気から、なんの話?
「我慢、出来ます?」
結衣は、今ほどまでの自分の乱れた姿を思い出し、真っ赤になる。
「あ、あのっ!お構いなく。大丈夫です!本当に気にしないでください!」
「遠慮、しなくていいんですよ。」
ふふっと笑顔を向けられる。
いえ、本当にお構いなく……、マジで…。
キスだけで、死んじゃうかもってくらい、感じさせられたとか、ありえないし、我慢とか!
してないんで!!
てか、むしろ、いっぱいいっぱいだったんで!
「あなたを見てると…その、とてもピュアな感じで、初々しいところをとても好ましく思うんですよ。けど、反面、それを汚したいっていう、乱暴な気持ちにもなる。
誰彼構わず見せびらかしたいような、閉じ込めて、誰にも見せたくないような、…極端ですよね。でも、そう思うんです。」
「結衣さん、僕はね、万が一に備えるタイプなんですよ。」
???
この雰囲気から、なんの話?
「我慢、出来ます?」
結衣は、今ほどまでの自分の乱れた姿を思い出し、真っ赤になる。
「あ、あのっ!お構いなく。大丈夫です!本当に気にしないでください!」
「遠慮、しなくていいんですよ。」
ふふっと笑顔を向けられる。
いえ、本当にお構いなく……、マジで…。
キスだけで、死んじゃうかもってくらい、感じさせられたとか、ありえないし、我慢とか!
してないんで!!
てか、むしろ、いっぱいいっぱいだったんで!
「あなたを見てると…その、とてもピュアな感じで、初々しいところをとても好ましく思うんですよ。けど、反面、それを汚したいっていう、乱暴な気持ちにもなる。
誰彼構わず見せびらかしたいような、閉じ込めて、誰にも見せたくないような、…極端ですよね。でも、そう思うんです。」