声と性癖
「僕が、焦らしている訳じゃないですよ?あなたが、脚を閉じているから。」
「いじわる…です…」

「ん?いじわるなんてしていませんよ。約束、ちゃんと守ってますよね。ここではしない、って。」
それに…と蓮根が自分の片方の足を上げる。

横座りしている結衣は足に膝が乗っているので、それに伴ってひょいっと膝が上がってしまう。
ん…?

「そんな抵抗、全く問題ないです。」
するりっと狭間を撫でられた。
「やあぁ…んっ…」

「結衣さん、タイツの上からでも、分かりますよ。すごく、濡れてる。気持ち悪くないですか?」
「だ、大丈夫です!」

「ああ、そうだ、僕は万一に備えるって話ですよね。最初から、僕はあなたを僕のものにしたいんです。あなたの全部を僕のものにしたい。
この近くにね、僕の名義のリゾートマンションがあるんですよ。今から、そこにあなたを連れて行きます。」
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