ずっと気づかなかっただけ。
「幼なじみ…彼氏…うーん…」
独り言を呟きながら駅に着くと、
「おはよ。千景先輩から連絡もらった。」
「え!ごめんね、1人で大丈夫なのに…」
「大丈夫じゃないだろ、クマ先輩は今日部室の鍵担当だから俺が頼まれた。行こう!」
太一が声をかけてくれて。
チカくんは昔、痴漢されそうになったこととかを心配して、
出来るだけ私を1人で電車に乗せないようにしてくれる。
でも、
「太一ごめんね、ありがとう!」
なんだか申し訳ないなぁ。
1人でも大丈夫って今度チカくんにちゃんとお話ししないと!
「…さっき何悩んでたの?」
ビクッと肩が揺れる。
「え?なにが?」
「さっき、1人でぶつぶつ言ってたじゃん。」
太一に打ち明けてもいいものか…
なっちゃんに言われた言葉を思い出して、
口にしようとしてやめる。
「チカくんの今日の晩御飯考えてた!雑炊がいいか、うどんがいいかなって」
こうしてわざわざ学校に一緒に行ってくれる太一に嘘をつくのは申し訳ない気がして、
この後考える予定だった内容でごまかす。
「ふーん、嫌がらせはあれから平気か?」
「うん!すっかりだよ!」
みんなのおかげだ。
本当に感謝しないと!
独り言を呟きながら駅に着くと、
「おはよ。千景先輩から連絡もらった。」
「え!ごめんね、1人で大丈夫なのに…」
「大丈夫じゃないだろ、クマ先輩は今日部室の鍵担当だから俺が頼まれた。行こう!」
太一が声をかけてくれて。
チカくんは昔、痴漢されそうになったこととかを心配して、
出来るだけ私を1人で電車に乗せないようにしてくれる。
でも、
「太一ごめんね、ありがとう!」
なんだか申し訳ないなぁ。
1人でも大丈夫って今度チカくんにちゃんとお話ししないと!
「…さっき何悩んでたの?」
ビクッと肩が揺れる。
「え?なにが?」
「さっき、1人でぶつぶつ言ってたじゃん。」
太一に打ち明けてもいいものか…
なっちゃんに言われた言葉を思い出して、
口にしようとしてやめる。
「チカくんの今日の晩御飯考えてた!雑炊がいいか、うどんがいいかなって」
こうしてわざわざ学校に一緒に行ってくれる太一に嘘をつくのは申し訳ない気がして、
この後考える予定だった内容でごまかす。
「ふーん、嫌がらせはあれから平気か?」
「うん!すっかりだよ!」
みんなのおかげだ。
本当に感謝しないと!