ブラック クリスマス
少しだけ滲んだ視界で、いっそう眩しくイルミネーションが光り輝く。
きっとそう。
そう思わないと、私の気持ちの行き場なんてもう無いのだから。
だからこそ、この感情をぶり返させるこの季節が、
この空気が、この空が、
この石鹸のような、
安心させる優しい香りが、
大嫌いだ。
きっとこうして、彼の好みも、笑顔も、
横に並んだ時どんな角度でひっそりと彼の横顔を見上げてたのかも、
掌の温度も、少しだけ硬いその皮膚も、
全て。
ゆっくりと忘れていくはずだったのに、香りだけはカギとなってずっと、
彼を忘れさせてはくれない。
サンタクロースに思わず願った事もあった。
もう一度だけ彼に会いたいと。
どうか。
サンタクロースがいるならば。
良い子にはなれなかったけれど、
子供みたいな無垢さも、もう無いけれど、
どうか。
どうか、彼の香りを忘れさせてはくれないだろうか。
*ブラック・クリスマス Fin.*
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◇
濃霧がたちこめる、真っ白な世界。
この世界は、真っ黒だ。
浄化しても、しきれない。
戦乱、飢餓、全てを浄化するかのように
真っ白な世界に、果てはない。
そこへ行きたかった。
ただ、居場所が欲しかった。
忌み子の、こんな僕にも
普通に暮らせる、小さな居場所が。
『もう、空の輝きは見えない』
☆――――――――――――――――――――――――――――☆
・瑠鈴、初の長編ファンタジー小説。
・誤字・脱字あり。
・批判中傷、断じてお断りしております。
・感想頂けると、嬉しいです。
お返事させて頂きます(*0ω0*)
・文中に流血表現がございます。苦手な方はご注意下さい。
【執筆2013年6月25日~】
☆――――――――――――――――――――――――――――☆
*モノクロな世界*
*~君に光、僕に闇~*
©Ruri.
My all loves for you.
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もし、この世にもう一度、
お前に逢える術があるのだとしたら。
いつでもいい。
どんな形でもいい。
お前の温もりを、あれで最後にしたくなくて。
――――だけど。
もうすぐ、逢えるだろうか。
もう一度お前に、愛する、千歳に。
『千歳――――おめぇの星が、
ここからなら良く見える』
△ ▲ △ ▲ △ ▲ △ ▲ △ ▲ △
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*『オトシモノ~君が零した星屑~』の続編というより番外編。
良ければ、本編から読んで頂けると尚更楽しめるかと思います!!
〈注〉途中から、キャラ崩壊の危険有。
・あくまでも、歴史を断片的に物語にした架空のものです。
史実通りではありません
・批判・中傷、断じてお断りしています。
・感想頂けると嬉しいです。
・sub更新となりますので、のんびり気ままです。完結までの道のりは程遠いです(´・・`)『モノクロな世界』が完結し次第、少しずつ更新していくつもりです。もうしばらくお待ち下さい。
【執筆:2014年12月26日】
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*オトシモノ*
*~零れた未来を、もう一度繋いで~*
©Ruri.
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『復讐のために生きてきた私を・・・・・・
見ないでくれ』
そう、私は。
誰かの為に、生きようなんて思ったことない。
生きていくことに、孤独と戦うのに必死で。
家族も、仲間も・・・・・・誰もいない。
『俺はな、おめぇに死んでほしくねぇ』
・・・・・・そう思ってた。
あなたに近寄る・・・・・・“死の影”、それを押し退けて。
ただ、ね。
愛してるって、伝えたかった。
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〈注〉途中から、キャラ崩壊の危険有。
・あくまでも、歴史を断片的に物語にした架空のものです。
史実通りではありません
・加筆修正中です。
・批判・中傷、断じてお断りしています。
・登場する隊士は、申し訳無いですがあまり出せておりません。
・感想頂けると嬉しいです。
超ハイテンションでお返事させて頂きます(*0ω0*)
--ジャンル別ランキング--
野いちごにて、2位にランクin☆
Berrys cafeにて、2位にランクin☆
☆----゜*レビュー*゜----☆
皐和様・baby blue様・小豆桜様
吉野まい様
☆---゜*Special Thanks*゜---☆
執筆:2013年1月20日~2014年4月20日
公開:2013年5月15日&2014年3月7日
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*オトシモノ*
*~零れた星屑は、手の中に~*
©Ruri.
My all loves for you.
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