カフェのイケメン君が私のウソ彼です
2nd story
悪魔
「潤ちゃーん、今日の帰り……」
私のことを名前で呼んぶのは会社にはあの人しかいない。
しかも私が嫌がっているのを分かっていて、たまに呼んでくるのだ。
そもそも、業務以外で話しかけてくる人がこの人の他にはいないんだけどね。
「空いてません。そもそも残業ありそうなので、定時には上がれないですよ。」
「大丈夫!私もちょっと残業あるから。一緒に飲みに行こうね。」
語尾にハートマークでも飛んできそうなくらいハイテンションでお誘いをしてくる茜先輩。
私の残業もそこまで遅くはならないはず。
けれど、今日は金曜日。
今週は1回もあのお店に行けてないんだけどな。
ずっと残業続きだったけど、今日は行けるかもって思ってたのに。
私のことを名前で呼んぶのは会社にはあの人しかいない。
しかも私が嫌がっているのを分かっていて、たまに呼んでくるのだ。
そもそも、業務以外で話しかけてくる人がこの人の他にはいないんだけどね。
「空いてません。そもそも残業ありそうなので、定時には上がれないですよ。」
「大丈夫!私もちょっと残業あるから。一緒に飲みに行こうね。」
語尾にハートマークでも飛んできそうなくらいハイテンションでお誘いをしてくる茜先輩。
私の残業もそこまで遅くはならないはず。
けれど、今日は金曜日。
今週は1回もあのお店に行けてないんだけどな。
ずっと残業続きだったけど、今日は行けるかもって思ってたのに。