カフェのイケメン君が私のウソ彼です
6th story
ありがとう
浩くんからの返信はその日のうちにきた。
平日に会うことになったから、私の仕事終わりの時間にしてもらった。
もう午後に会うのに、未だにどんな顔をして会えばいいだろうと悩んでいる。
そもそもなにから話せばいい?
今日泣いちゃったら明日会社に来れないくらい酷い顔になっちゃうのかもな。
定時になったのを確認して荷物をまとめる。
いつにないくらい順調に仕事が進んだことに、安心しながらも恨めしさを覚える。
だって時間に余裕があると余計なことばかり考えてしまうでしょ?
思ったより早くいつもの駅に着いた。
でも少し離れたところにあるベンチにはもう既に浩くんが来ていた。
今日は休みだったのかな。
意を決して近づいていく。
「浩くん」
「潤、お疲れ。」
「うん。」
話かけたのはいいものの、次の言葉を用意していなかったから、2人の間には沈黙が漂う。
平日に会うことになったから、私の仕事終わりの時間にしてもらった。
もう午後に会うのに、未だにどんな顔をして会えばいいだろうと悩んでいる。
そもそもなにから話せばいい?
今日泣いちゃったら明日会社に来れないくらい酷い顔になっちゃうのかもな。
定時になったのを確認して荷物をまとめる。
いつにないくらい順調に仕事が進んだことに、安心しながらも恨めしさを覚える。
だって時間に余裕があると余計なことばかり考えてしまうでしょ?
思ったより早くいつもの駅に着いた。
でも少し離れたところにあるベンチにはもう既に浩くんが来ていた。
今日は休みだったのかな。
意を決して近づいていく。
「浩くん」
「潤、お疲れ。」
「うん。」
話かけたのはいいものの、次の言葉を用意していなかったから、2人の間には沈黙が漂う。