カフェのイケメン君が私のウソ彼です
「仕事は私はほとんど手をだしてないので。お遊びみたいなものですよ。」


「語学関係の手伝いですよね。この間、パーティーで見かけたとき、流暢にいくつかの言語を流ちょうに話されていたので、驚きました。」


「そんなことないですよ。藤堂さんの方が普段から話されているので上手いですよ、きっと。」


1ヶ月くらい前のパーティーは外国人が多かった。
けれど、語学は私が習い事の中で一番力をいれてやらされていたものだった。


一般の社会人としてそれが一番役に立っている、というか、それ以外の教わったことはほとんど生かされてないというか…微妙な感じだ。


その後も藤堂さんの話を聞いたりしながら楽しんだ。


だけれど、お互い酒は最初の1杯だけだった。なぜかは分からないけれど、藤堂さんが、今日は控えておきましょう、といったから。
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