カフェのイケメン君が私のウソ彼です
4th story
イタリアンレストラン
あれから1ヶ月くらいたった。
だけれど私の生活が大きく変わることはなかった。
浩くんは休みが不定期で土日も仕事の日が多かったから。
それでも話をする機会が増え、嬉しかった。
私はバーカウンターに座るようになった。
そして金曜日は浩くんの仕事が終わるまで待つ。
ただの恋人ごっこかもしれないけど、それでもよかった。
浩くんも仕事をしながらだけど、自分のことを前よりも話してくれるようになった。
私のことは話したけれど、浩くんのことを知らないまま。
だからちょっとずつ浩くんのことを聞き出すのは面白い。
最近知ったのは、もとはおじいさんの店であること。
お父さんは興味がなく、浩くんがもらったらしい。
そうでもなかったらこんなに早く自分の店を持てたりなんてしなよ、って笑っていた。
だけれど私の生活が大きく変わることはなかった。
浩くんは休みが不定期で土日も仕事の日が多かったから。
それでも話をする機会が増え、嬉しかった。
私はバーカウンターに座るようになった。
そして金曜日は浩くんの仕事が終わるまで待つ。
ただの恋人ごっこかもしれないけど、それでもよかった。
浩くんも仕事をしながらだけど、自分のことを前よりも話してくれるようになった。
私のことは話したけれど、浩くんのことを知らないまま。
だからちょっとずつ浩くんのことを聞き出すのは面白い。
最近知ったのは、もとはおじいさんの店であること。
お父さんは興味がなく、浩くんがもらったらしい。
そうでもなかったらこんなに早く自分の店を持てたりなんてしなよ、って笑っていた。