好きのシグナル
走ってたら、途中で雪成くんと会った。


「みはな!?どうした!?」


私はもうこらえきれなくて、雪成くんの胸に飛び込んで泣いてしまった。


「うお!?」


「ふぇっ」


うわぁ…今の声マヌケすぎでしょ…


「ゆっくりでいいから、話してくれる?」


雪成くんは戸惑ったと思うのに、優しく聞いてくれた。


優し過ぎだよぉ…
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