嫌いだったけど
「え?なに?ごめん、聞こえなかった…」
「な、なんでもねーよっ」
そうこうしているうちに、保健室に着いた。
あいにく先生はいなくて、ソファーで待っていることにした。
私の背中から葵君の手が離れる。
(離れたくない…)
こんなことを思った自分に驚いた。
「な、なんでもねーよっ」
そうこうしているうちに、保健室に着いた。
あいにく先生はいなくて、ソファーで待っていることにした。
私の背中から葵君の手が離れる。
(離れたくない…)
こんなことを思った自分に驚いた。