コイノヨカン
翌日。
「栞奈さん。本当に仕事に行くんですか?」
希未ちゃんが心配そうな顔。
「もちろん。昨日休んで元気になったんだもの、今日は行かなきゃ」
「せめてもう1日休んだら?」
奥様も言ってくださるけれど、
「大丈夫です」
今日は仕事に行かなくちゃ。
確かに、事件にはショックを受けた。
怖くて震え上がってしまった。
でももう平気。
体調不良を理由に、2日も休むわけにはいかない。
昨日のうちに部屋も片づけて、下着は全部買い換えた。
誰が触ったかも分からない物なんて、気持ち悪くて付けられないから。
さすがにスーツは捨てられないから、昨日のうちにクリーニングに出したし、
「ほら、行くぞ」
支度を終えた渉さんが声をかけた。
どうやら、1人で行かせてはもらえないらしい。
これ以上反抗しても無駄そうだし、今日は言うことをきこう。
「栞奈さん。本当に仕事に行くんですか?」
希未ちゃんが心配そうな顔。
「もちろん。昨日休んで元気になったんだもの、今日は行かなきゃ」
「せめてもう1日休んだら?」
奥様も言ってくださるけれど、
「大丈夫です」
今日は仕事に行かなくちゃ。
確かに、事件にはショックを受けた。
怖くて震え上がってしまった。
でももう平気。
体調不良を理由に、2日も休むわけにはいかない。
昨日のうちに部屋も片づけて、下着は全部買い換えた。
誰が触ったかも分からない物なんて、気持ち悪くて付けられないから。
さすがにスーツは捨てられないから、昨日のうちにクリーニングに出したし、
「ほら、行くぞ」
支度を終えた渉さんが声をかけた。
どうやら、1人で行かせてはもらえないらしい。
これ以上反抗しても無駄そうだし、今日は言うことをきこう。