世界一の幸せ者です!
1年生編
桜が舞う季節、私は新たな環境に胸を弾ませていた。
今日は、高校の入学式。私は私立梅宮学園王日校に入学した。
茶色の膝丈のプリーツスカート、朱色のセーラー服に茶色のリボンを結ぶこの制服は結構気に入っている。
念願の梅学に入れてよかった〜‼︎
「これは受験頑張ったかいがあったな〜」
今何時だろう。
「8時10分…って、急がなきゃ!」
ちょっと、ゆっくり準備をしすぎた。
家から学校までは20分かかる。
それに、校門は8時半に閉まってしまう。
「リボンまだ結べてないのに〜!!」
そう言いながら屋敷中を走り回って執事の黒城さんを探す。
黒城さんは、うちの執事の中では1番若い23歳だ。大学を卒業してすぐにうちで働くことになったのだ。
私の家は有名な大企業でそこそこお金持ちで、家族一人一人に執事が着く。
「黒城さん。急いでいこう!」
「かしこまりました。お嬢様。」
今日は、高校の入学式。私は私立梅宮学園王日校に入学した。
茶色の膝丈のプリーツスカート、朱色のセーラー服に茶色のリボンを結ぶこの制服は結構気に入っている。
念願の梅学に入れてよかった〜‼︎
「これは受験頑張ったかいがあったな〜」
今何時だろう。
「8時10分…って、急がなきゃ!」
ちょっと、ゆっくり準備をしすぎた。
家から学校までは20分かかる。
それに、校門は8時半に閉まってしまう。
「リボンまだ結べてないのに〜!!」
そう言いながら屋敷中を走り回って執事の黒城さんを探す。
黒城さんは、うちの執事の中では1番若い23歳だ。大学を卒業してすぐにうちで働くことになったのだ。
私の家は有名な大企業でそこそこお金持ちで、家族一人一人に執事が着く。
「黒城さん。急いでいこう!」
「かしこまりました。お嬢様。」
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