チャラい彼は、意外と一途


「まぁ、確かにそうだね。目立つ気もするけど、やってみる」


凍堂先輩が頷いたところで、注文した物が来た。


「お待たせしました。いちごロールにウーロン茶、アイスコーヒーとブラックコーヒーでございます」


注文した物が置かれて、ごゆっくりという言葉を残して去っていった。


……うわぁ、とっても美味しそう!


少し中断して、食べ始める。


先輩達は飲み物だけだから、すぐに終わってしまったけど。


私は遅くなったけど、結構すぐ食べ終わった。


すごく美味しかった。


また食べたいな……今度は、佑都先輩と2人きりで。


「本当は律が自分で約束を取り付けたらいいけど、少しの時間でも心の準備したいでしょ。ふゆちゃん、紗奈ちゃんを当日呼んでもらえるかな?律が話があるみたいって言って」


「はい、分かりました!」


「よし、決定。あとは、律。告白する時の言葉と場所を考えなよ」


「あぁ、分かってる」


ここでお開きとなった。


あとは、明後日が来るのを待つだけ……


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