看取り愛~あなたの子は大切に育てます~
ちょうど個室が空いていたので、個室にしてもらった。少し気が楽になる涼太朗だが、自分が病気かもしれないと不安な気持ちが拭えない。
両親がなくなり身寄りがいない今、死が迫っていても恐怖はない。ただ、まだまだ作りたい作品は沢山ある。結果次第では、これからの生活が大きく変わる。不安な夜を過ごすのだった。
翌朝、病室を訪れた看護師は驚く事になる、
ベッドの上で、マスクもなく無防備に眠る涼太朗は、それは美しい男性だ。思わず声を上げそうになって、手で口を押さえる。
思わず同僚に教えたい所だが、隠しているのには訳があるのだろうと思い留まった。この看護師が良識があって助かった涼太朗だったが、本人はもちろん気づいていない…
そして、朝からCT検査を受けるのだった。
両親がなくなり身寄りがいない今、死が迫っていても恐怖はない。ただ、まだまだ作りたい作品は沢山ある。結果次第では、これからの生活が大きく変わる。不安な夜を過ごすのだった。
翌朝、病室を訪れた看護師は驚く事になる、
ベッドの上で、マスクもなく無防備に眠る涼太朗は、それは美しい男性だ。思わず声を上げそうになって、手で口を押さえる。
思わず同僚に教えたい所だが、隠しているのには訳があるのだろうと思い留まった。この看護師が良識があって助かった涼太朗だったが、本人はもちろん気づいていない…
そして、朝からCT検査を受けるのだった。