今宵、狼神様と契約夫婦になりまして(WEB版)
「僕、これがいい。僕が入れたい」
悠翔がひとつを指さして、顔を明るくする。青色のボール型入浴剤で、お湯に入れるとシュワシュワと泡の出るものだ。
「そうか。じゃあ、今日はそれにしよう。悠翔が入れるか?」
相澤は優しく目を細めると、悠翔の頭を撫でる。悠翔は嬉しそうに顔を綻ばせた。
小学二年生の悠翔は、基本的には相澤と、相澤がいないときだけ陽茉莉と一緒にお風呂に入る。相澤と一緒にお風呂に向かった悠翔がキャッキャとはしゃぐ楽しげな声が浴室から聞こえてきた。
「あれね、シュワシュワで面白かったよ! ボールは水色だったのに、お湯が白くなるの」
お風呂から出てきた悠翔は、まだ火照った顔をますます紅潮させて陽茉莉に説明する。
その後ろから、相澤もリビングに入ってきた。
悠翔がひとつを指さして、顔を明るくする。青色のボール型入浴剤で、お湯に入れるとシュワシュワと泡の出るものだ。
「そうか。じゃあ、今日はそれにしよう。悠翔が入れるか?」
相澤は優しく目を細めると、悠翔の頭を撫でる。悠翔は嬉しそうに顔を綻ばせた。
小学二年生の悠翔は、基本的には相澤と、相澤がいないときだけ陽茉莉と一緒にお風呂に入る。相澤と一緒にお風呂に向かった悠翔がキャッキャとはしゃぐ楽しげな声が浴室から聞こえてきた。
「あれね、シュワシュワで面白かったよ! ボールは水色だったのに、お湯が白くなるの」
お風呂から出てきた悠翔は、まだ火照った顔をますます紅潮させて陽茉莉に説明する。
その後ろから、相澤もリビングに入ってきた。