運命の一夜を越えて
少しでも渉が寂しそうな顔をしたら・・・私のあげられない未来を求めたら・・・
その時は手を離す・・・

私に同情してそばにいる未来を選ぼうとするのなら・・・その時も・・・私は離れる・・・全力で・・・


だから・・・


この人に話をしてもいいだろうか・・・


渉の目を見ると、どこまでも優しい目をしていた。

大好きな渉の瞳・・・
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