運命の一夜を越えて
第四章 はじめての恋
その日から私たちは毎日のようにメールを送り合うようになった。
主に彼から私の体調の確認メールからはじまり、私が返事をする。
他愛ない会話だけしかしないメール。
でも、携帯が鳴るたびに私は思わず微笑んでしまうくらい・・・どきどきした。
私は体調もあって実家に帰ることは断念し、母に理由を連絡すると母は今にも私の元へ飛んできそうな勢いで心配をしてくれた。
治ったら必ず実家に行くことを伝えて何とか母を説得すると、母は大量の荷物を宅配で送ってくれた。
結局一人ぼっちの年越しを迎えた私。
しかもまだ体調も完全には戻っていなくて、仕事をしている時のように体を動かしてもいないため、お腹もすかなくて、瀬川渉が持たせてくれた大量の食糧を少しずつ消費する程度で年越しらしい食事も、お正月らしい食事もせずじまい・・・
毎日テレビを見ながら過ごした。
そんなときに届く彼からのメールは、私を孤独にしないように支えてくれているようにも感じた。
主に彼から私の体調の確認メールからはじまり、私が返事をする。
他愛ない会話だけしかしないメール。
でも、携帯が鳴るたびに私は思わず微笑んでしまうくらい・・・どきどきした。
私は体調もあって実家に帰ることは断念し、母に理由を連絡すると母は今にも私の元へ飛んできそうな勢いで心配をしてくれた。
治ったら必ず実家に行くことを伝えて何とか母を説得すると、母は大量の荷物を宅配で送ってくれた。
結局一人ぼっちの年越しを迎えた私。
しかもまだ体調も完全には戻っていなくて、仕事をしている時のように体を動かしてもいないため、お腹もすかなくて、瀬川渉が持たせてくれた大量の食糧を少しずつ消費する程度で年越しらしい食事も、お正月らしい食事もせずじまい・・・
毎日テレビを見ながら過ごした。
そんなときに届く彼からのメールは、私を孤独にしないように支えてくれているようにも感じた。