誰よりも近くで笑顔が見たい
私がふらっとどこかへ行ってしまうから。
今日は、気をつけなきゃ。
そう思い2人で山を登り始めた。
でも、全然2人じゃない。
「ねえねえ、歩くの速くない?」
「もうちょっと話しながら歩こうよ」
男の子2人が私たちから離れてくれない。
なのちゃんは、引き離すためにどんどんスピードを速めてる。
それを食い止めようと男の子2人がそれを追いかけてる。
私と3人の距離が開く一方で全然追いつかない。
いつもだったら待ってって言えるのに男の子がいるから全然声が出ない。
なんとか、追いつかなきゃ。
そう思って踏み出した一歩。
山道の端っこだったみたいで、私の身体は横に傾いた。
ぎゅうっと目を閉じて自分の顔を手で守る。
身体はどうなっても、呼吸と考えることができれば、助かると思ったから。
今日は、気をつけなきゃ。
そう思い2人で山を登り始めた。
でも、全然2人じゃない。
「ねえねえ、歩くの速くない?」
「もうちょっと話しながら歩こうよ」
男の子2人が私たちから離れてくれない。
なのちゃんは、引き離すためにどんどんスピードを速めてる。
それを食い止めようと男の子2人がそれを追いかけてる。
私と3人の距離が開く一方で全然追いつかない。
いつもだったら待ってって言えるのに男の子がいるから全然声が出ない。
なんとか、追いつかなきゃ。
そう思って踏み出した一歩。
山道の端っこだったみたいで、私の身体は横に傾いた。
ぎゅうっと目を閉じて自分の顔を手で守る。
身体はどうなっても、呼吸と考えることができれば、助かると思ったから。