誰よりも近くで笑顔が見たい
「ちげーよ。やるから、もうふくれんな」
そう言って、上原くんが杉本くんにお菓子を渡す。
それを受け取った杉本くんは、目をキラキラさせて笑った。
「サンキュ!この借り、いつか返す」
「大げさ。これって、もう一つとったら、貰えるんすか?」
おじさんに向き直って、上原くんが聞く。
「おう!取れた分だけ持ってきな!」
そう言って、おじさんは軽快に笑った。
上原くんが次に狙いを定めたのは、クリップ型の髪飾り。
淡いピンクに透明の飾りが揺れてる。
お祭りの景品とは、思えないほど綺麗で可愛い。
上原くんは、それを簡単に打ち落としてしまった。
「お兄ちゃん、上手だね。好きな人へのプレゼントかい?」
おじさんのからかうような言葉に上原くんは、照れたように笑った。
そう言って、上原くんが杉本くんにお菓子を渡す。
それを受け取った杉本くんは、目をキラキラさせて笑った。
「サンキュ!この借り、いつか返す」
「大げさ。これって、もう一つとったら、貰えるんすか?」
おじさんに向き直って、上原くんが聞く。
「おう!取れた分だけ持ってきな!」
そう言って、おじさんは軽快に笑った。
上原くんが次に狙いを定めたのは、クリップ型の髪飾り。
淡いピンクに透明の飾りが揺れてる。
お祭りの景品とは、思えないほど綺麗で可愛い。
上原くんは、それを簡単に打ち落としてしまった。
「お兄ちゃん、上手だね。好きな人へのプレゼントかい?」
おじさんのからかうような言葉に上原くんは、照れたように笑った。