誰よりも近くで笑顔が見たい
杉本くんが笑って言う。
「いいのか?」
少し申し訳なさそうな上原くんが杉本くんに聞き返す。
私もなのちゃんを見ると、笑ってガッツポーズをしてくれた。
杉本くんも上原くんの耳元で何かを話してる。
「じゃあ……。高坂さん、いいっすか?」
私は頷くと、上原くんと近くのベンチに座った。
会話なんてほとんどないのに、心臓がドキドキ跳ねる。
周りの会話なんてまるで入ってこなくて、ただただ無言の空気が流れる。
「高坂さん、これ……」
突然差し出されたのは、さっき上原くんが景品としてもらってた髪飾り。
「もらって、くれますか?」
「私、に?」
そう聞くと、上原くんは頷いて私の手に髪飾りを置く。
遠目に見ても可愛かったのに、近くで見るともっと可愛い。
「いいのか?」
少し申し訳なさそうな上原くんが杉本くんに聞き返す。
私もなのちゃんを見ると、笑ってガッツポーズをしてくれた。
杉本くんも上原くんの耳元で何かを話してる。
「じゃあ……。高坂さん、いいっすか?」
私は頷くと、上原くんと近くのベンチに座った。
会話なんてほとんどないのに、心臓がドキドキ跳ねる。
周りの会話なんてまるで入ってこなくて、ただただ無言の空気が流れる。
「高坂さん、これ……」
突然差し出されたのは、さっき上原くんが景品としてもらってた髪飾り。
「もらって、くれますか?」
「私、に?」
そう聞くと、上原くんは頷いて私の手に髪飾りを置く。
遠目に見ても可愛かったのに、近くで見るともっと可愛い。