優しい『君』とおちていく
『君』がいない日々
家に帰ってからご飯を作って食べた。
お風呂にも入って、ゴロゴロしていたころ。
「あっ、竹くんにLINEしないと!」
そう気づいて、スマホを持った。
『明日、学校行きます。』
『そうなんだ。無理しないでね。』
『うん。』
『あっ、あと七瀬がケガしちゃって……』
『入院することなりました。』
『……ふーん。』
とLINEした。
ピコン。
あっ、誰かから来た。
『おやすみ。』
と七瀬からだった。
『おやすみ!』
と送った。
眠くなったから寝た。