【番】小動物な後輩君の愛が深すぎる
「来月から遠距離になるというのに……なんか俺だけ満喫してごめん」
「いや謝んなよ。俺の分まで楽しんで」
気の毒そうな顔で謝ってきた樹の肩をポンと叩いた。
「じゃあな。デート楽しめよ」
「おう。そっちも先輩と会えるといいな」
◇
「ただいま~」
「おかえり~!」
ドアを開けた瞬間、ずっと会いたかった人がパタパタと走ってきた。
「なっ、なんでいるの⁉ 今日会えないって……」
目の前には、白いボウタイブラウスにグレーの短いチェックスカートを穿いて、髪の毛をゆるく巻いた清花さんの姿が。
「用事が早く済んで時間が余ったから顔を見に来ました!」
「そう、なの……?」
上品に笑う彼女に目が釘付けになる。
いつもと雰囲気が違う。
化粧してるからか、少し大人っぽく見える。
「プリン買ってきたから食べよ!」
「あっ……はい」
「いや謝んなよ。俺の分まで楽しんで」
気の毒そうな顔で謝ってきた樹の肩をポンと叩いた。
「じゃあな。デート楽しめよ」
「おう。そっちも先輩と会えるといいな」
◇
「ただいま~」
「おかえり~!」
ドアを開けた瞬間、ずっと会いたかった人がパタパタと走ってきた。
「なっ、なんでいるの⁉ 今日会えないって……」
目の前には、白いボウタイブラウスにグレーの短いチェックスカートを穿いて、髪の毛をゆるく巻いた清花さんの姿が。
「用事が早く済んで時間が余ったから顔を見に来ました!」
「そう、なの……?」
上品に笑う彼女に目が釘付けになる。
いつもと雰囲気が違う。
化粧してるからか、少し大人っぽく見える。
「プリン買ってきたから食べよ!」
「あっ……はい」