記憶の奥の怪異
「....我ら、京の都の怪異にして....崎ノ原学園九怪談....これより、九怪談議会を執り行う」

という声が聞こえた。

(こ、これが九怪談議会....!?)

若干の恐怖にあたふたしてると、また声が響く。

「...........まず、昨日の丑三つ宴の話だ」

聞き馴染みのある声が聞こえた。

(この声.......)

「昨日の丑三つ宴に、人間が紛れ込んだのは知っているな?」

「....桂と高杉は知らないと思うが」

「坂本君から聞いた。学園の生徒だったと」

(桂....?)

(それに丑三つ宴の話....)

「ああ....実際、学園の生徒だった」

「しかし、学園の生徒と言っても人間だ。そして何故丑三つ宴に入られたのかも分かってない」

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