おるごーる。
ドアを開けるとふわっと
花の良い香りが漂っていて、思わず顔が緩んでいまう。
桜が沢山咲いていて、桜色に包まれた町。
赤レンガの道は何処かの童話とかにでてきそうな所。風がひゅ〜っと吹くと、
桜が吹雪の如く舞う。
革靴を鳴らすと軽い音が鳴り、心地が良い
校門を潜ると、まずは中庭が目に止まった噴水の周りにはベンチがあり、花でいっぱい囲われたお城みたいな所。
けどここで止まってなんか居られない。
クラス表を見て、教室に早足で向かう。
私の隣にはもう既に人集りが出来ていて、
席に座れない、
『あ、あの…』
声をかけても気づいてくれないし、、、
『席、座りたいので良いですか…?』
しょうがなく少し大きい声を出す。
「あ、ごめん、、、
ほら、なぎも!」
身長が高い男の子がなぎ…?
と言う横の人に話し掛けている。
「あ、ごめんなー?
俺ら夢中になり過ぎてさぁ…」
『えと、だ、大丈夫です…』
ものすごい謝られるから寧ろ緊張する、
「みなさん、座って下さい、」
暫くすると先生が入ってきた。
女の先生で、優しそうな人、20代前半位だろうか、とても若い。
そのまま入学式で新入生代表の挨拶があり先輩からの学校紹介があって、適当に話を聴いて入学式は終わった。
「では、自己紹介をします。出席番号順でお願いね。」
私の番号は14番で、あっという間に回ってきてしまった。
「次、五月雨咲愛さんお願いします。」
『えっと、えと…』
やばい、頭が回んないよ…
『五月雨咲愛です、
好きな事は歌を歌うことです。
お話するの、苦手なので、話しかけてくれると嬉しいです…っ
1年間お願いしますっ』
ぱちぱちと音がして、現実に引き戻された気がする
あっという間に自己紹介が終わり、下校する事になった。
「あのさ…」
隣のさっきの男の子に話しかけられた。
『なんですか?』
「咲愛さん…だっけ?
俺、結雨って言うんだ、適当に呼んで!」
少し子供っぽい言葉使いに思わず笑ってしまった
『じゃあ、ゆうくんで良いですか?
私の事も自由に呼んでください』
「ん〜…
よし!じゃ、さく で!
あと敬語は無し!!」
急に敬語無しと言われてびっくりしたけど
『頑張ってみるね』
と軽く返事をして今日は別れる。
花の良い香りが漂っていて、思わず顔が緩んでいまう。
桜が沢山咲いていて、桜色に包まれた町。
赤レンガの道は何処かの童話とかにでてきそうな所。風がひゅ〜っと吹くと、
桜が吹雪の如く舞う。
革靴を鳴らすと軽い音が鳴り、心地が良い
校門を潜ると、まずは中庭が目に止まった噴水の周りにはベンチがあり、花でいっぱい囲われたお城みたいな所。
けどここで止まってなんか居られない。
クラス表を見て、教室に早足で向かう。
私の隣にはもう既に人集りが出来ていて、
席に座れない、
『あ、あの…』
声をかけても気づいてくれないし、、、
『席、座りたいので良いですか…?』
しょうがなく少し大きい声を出す。
「あ、ごめん、、、
ほら、なぎも!」
身長が高い男の子がなぎ…?
と言う横の人に話し掛けている。
「あ、ごめんなー?
俺ら夢中になり過ぎてさぁ…」
『えと、だ、大丈夫です…』
ものすごい謝られるから寧ろ緊張する、
「みなさん、座って下さい、」
暫くすると先生が入ってきた。
女の先生で、優しそうな人、20代前半位だろうか、とても若い。
そのまま入学式で新入生代表の挨拶があり先輩からの学校紹介があって、適当に話を聴いて入学式は終わった。
「では、自己紹介をします。出席番号順でお願いね。」
私の番号は14番で、あっという間に回ってきてしまった。
「次、五月雨咲愛さんお願いします。」
『えっと、えと…』
やばい、頭が回んないよ…
『五月雨咲愛です、
好きな事は歌を歌うことです。
お話するの、苦手なので、話しかけてくれると嬉しいです…っ
1年間お願いしますっ』
ぱちぱちと音がして、現実に引き戻された気がする
あっという間に自己紹介が終わり、下校する事になった。
「あのさ…」
隣のさっきの男の子に話しかけられた。
『なんですか?』
「咲愛さん…だっけ?
俺、結雨って言うんだ、適当に呼んで!」
少し子供っぽい言葉使いに思わず笑ってしまった
『じゃあ、ゆうくんで良いですか?
私の事も自由に呼んでください』
「ん〜…
よし!じゃ、さく で!
あと敬語は無し!!」
急に敬語無しと言われてびっくりしたけど
『頑張ってみるね』
と軽く返事をして今日は別れる。