王子様のマイフェアレディ
第1話

公爵主催の舞踏会で主人公は公爵の息子を探していた。

父親の釈放の代わりに、公爵家に嫁ぐ。そのためには、公爵家の息子に自分を

気に入ってもらわなければ――。

父親には娘が3人いたが、美人で評判の姉はすでに婚約者がいる身。妹はまだ幼いとなれば

主人公しか適任がいない。

主人公は姉の身代わりになり、公爵の息子の相手になることを決意したのだが――。

第2話

公爵家の舞踏会。

公爵の息子は当代きっての洒落者で、遊び人。

主人公に手を出そうとするが、初心な主人公がはねのけてしまい、呆れかえる。

男を誘うならもっと手練手管を学ぶことだね。

娼婦達と消えてしまった公爵の息子。

後に残され途方にくれる主人公。

そして、身分を隠したヒーローと運命的な出会いをする。

現れたヒーローの完璧ないでたちに目を奪われてしまう。

「きみ、ガーターが落ちているぞ」

「サイズが合っていないんだろう。そのままでは踊っているうちに辱めを受ける」

窮地を救ってくれたヒーローにその日のうちに心を奪われる。

第3話

「わたし・・・いや俺は公爵の血縁の者だ、きみは、伯爵令嬢といったな」

(たしかに磨けば光る玉だ、なのにこの娘はどうだ、古いドレスを流行遅れに着ていて、

ずいぶん垢抜けない喋りかただ)

ヒーローは主人公が他の貴婦人たちとは違い、純朴なのに興味を持つが、

目的のために利用しようと考える。

ヒーローはある提案をする。

ヒーローから「性の手ほどき」を受け、公爵の息子を虜にさせる。

ヒーローは主人公に忠告する。このことは誰にも言ってはいけない、

そして、公爵に誘われても一度では応じないこと、魅惑的な女性になるにはうまくかわすことだ。

そして性の手ほどきが始まった――。

二人は運命の相手としてお互いを意識する。
< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:4

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop