七色の魔法使い#5~不滅の愛を詩に乗せて~
空に飛び上がった凛兄は、刀を振りかぶる。その刃に、炎が纏わりついた。
「……っ!」
僕はそれに驚きながら、僕の刀の刃に青い炎を纏わせて、正面から斬り掛かる。数か月間、僕は青い炎を操ることが出来るように特訓してたんだ。
この青い炎は熱そうに見えるけど……。
僕と凛兄の攻撃が、同時に妖魔に入る。僕は、その場から飛び退いた。僕の隣に、凛兄が着地する。
『……傷が、冷たい……』
「当たり前じゃん。この青い炎は、氷のように冷たいんだから……僕がその気になれば、君を氷漬けにだって出来るよ。まぁ、魔力を沢山使うからしないけど」
僕は、自分が握ってる刀の刃に手を触れた。氷のように冷たい感覚が伝わってくる。
「……お前に、一ついい事を教えてやる。俺のこの炎は、冬都の青い炎のように温度は感じない……けどな、魔力を使えば温度を変えることだって出来るんだぜ?……アイビー!」
「……僕は、どうなっても知りませんよ」
そう言って、番えていた矢を妖魔に向かって放った。凛兄は、その矢に炎を纏わせる。矢は、妖魔に命中した。
『熱い……熱い!!』
「……アイビーを苦しめた罰だ……じゃあな」
凛兄は、妖魔に近づくと妖魔を斬り付けた。妖魔は、光に包まれて空気に溶け込むように消えてく。
「……っ!」
僕はそれに驚きながら、僕の刀の刃に青い炎を纏わせて、正面から斬り掛かる。数か月間、僕は青い炎を操ることが出来るように特訓してたんだ。
この青い炎は熱そうに見えるけど……。
僕と凛兄の攻撃が、同時に妖魔に入る。僕は、その場から飛び退いた。僕の隣に、凛兄が着地する。
『……傷が、冷たい……』
「当たり前じゃん。この青い炎は、氷のように冷たいんだから……僕がその気になれば、君を氷漬けにだって出来るよ。まぁ、魔力を沢山使うからしないけど」
僕は、自分が握ってる刀の刃に手を触れた。氷のように冷たい感覚が伝わってくる。
「……お前に、一ついい事を教えてやる。俺のこの炎は、冬都の青い炎のように温度は感じない……けどな、魔力を使えば温度を変えることだって出来るんだぜ?……アイビー!」
「……僕は、どうなっても知りませんよ」
そう言って、番えていた矢を妖魔に向かって放った。凛兄は、その矢に炎を纏わせる。矢は、妖魔に命中した。
『熱い……熱い!!』
「……アイビーを苦しめた罰だ……じゃあな」
凛兄は、妖魔に近づくと妖魔を斬り付けた。妖魔は、光に包まれて空気に溶け込むように消えてく。