冷血くんとの同居生活にて…♡
HOT NITE ❄️
第3章
〜✳︎♡HOT NITE♡✳︎〜
急いで早瀬くんのいる特進クラスの1組に走る。
ちょうど角を曲がってあと300メートルくらいのところに、鞄を背負った早瀬くんが教室から出て行くところが見えた。
あと少し!ってところで、沢山の女の子に囲まれてしまう早瀬くん。
そんな女の子を全員無視して歩き続ける早瀬くん。
そういうところがカッコいい…(私も同じ扱いなんだけどね(汗))
忘れ物をしたのか、さっとこちらへ向かってくる。
い、今しかない!
「は、早瀬くん」
私に気づいた途端、一瞬眉をひそめて
「なに」
「今日、一緒に帰ら」
「いた!いちご!」
声のする方を見ると…
「さ、さらとえま!」
どうしよう、こっちに走ってきちゃう。