冷血くんとの同居生活にて…♡


「おお来た」

クラスの男子たちと目が合う。


「い、いちごたちそんな急いでどうした?」

高野くんが目を丸くする。


「パフェ?パンケーキ?何⁇」


「い、いちご?」


早く帰らなきゃ‼︎


「なぁいちごどうしたの?」

高野くんがさらに聞く。



「わかんない…なんか様子がおかしくて」



急いで注文した大きなパンケーキがテーブルに運ばれてくる。


それをどうだとばかりにバカ喰いする私。

「はぁ、いちごはほんとに」


「ゴッホゴッホ」


「いちご?大食い大会じゃないんだから…」

そう言われている間に、みるみるうちに綺麗になっていくお皿。


「ごめん!私今日は帰るね!じゃあ‼︎」

そのまま急いで出て行く私。
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