冷血くんとの同居生活にて…♡
いちごsideー
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腹痛を抱えた私を見つめる、
1匹の狐。
『お前はもう、死んでいるんだ』
残された49日。
再会をを探す私に訪れる、真実とは…?
…本当の姿で、大好きなあなたに会いたい。
そう願う私に訪れた、奇跡の恋物語。
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遠くで狼の声が聞こえた。
偶然か必然か
幸か不幸か
甘い甘い満月の夜に、
私を盗む世界1の総長。
いつの日だったか…
この漆黒の国は魔国と呼ばれるようになった。
そう
全ては夢のような幻だったんだ。
魔法にかかったこの国で…
絶望の物語の全ては始まってしまったんだ……
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「私はもうあなたに会えない。死ぬのっ」
「っ」
「キスしたぐらいでこんな真っ赤なのによくゆーよ。俺以外見えないくせに」
「でも、私はっ」
「アンタは俺が盗んだ。俺の求めた答え以外喋んな」
「私死ぬん⋯だよ?」
クールな俺様総長
狼月 詩優 (ろうげっ しゆう)
✖️
魔国の天然お姫様
姫野 和奏 (ひめの わかな)
わたしの耳元で月の妖精が導く
大切な兄弟が私の腕を引く。
アスファルトに吸い込まれる涙。
甘い甘い、夢のような夜。
そうか、全ては夢のような、
魔法で作り上げられた……幻だったんだ。
2022.8.14→
衝撃のラストに、あなたはきっと涙します。
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幸せに包まれた街。クリスマスの夜。
温かい空気を切って、ただ一人。
この世界から取り残されたように涙する私がいた…
キミは私を救うと、
海に反射して燦々と光り輝いた瞳で、
叶うはずもない約束を交わしたんだ。
なにもいらない…
だから、どうか神様。
私の初恋を潰さないでください。
彼のことだけを覚えて入れたらそれでいいから、
彼のことをだけは忘れさせないでください。
この思いに気づかせないで…
ただ、静かに、あのクラゲのように消えてゆくだけでよかったの。
どうか最後の瞬間まで、
あなたの隣で笑顔でいさせてください。
…なんて、そんな贅沢も言わないから。
あなたを忘れてしまう前に、
どうかあなたが私を忘れてださい。
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