冷血くんとの同居生活にて…♡




帰りのホームルームを終えて、学校から徒歩3分くらいの家に帰る。

「ただいま」


「おかえりいちご」

私はお父さんと二人暮らし。


お母さんは私が10歳の時に亡くなったの。


「なぁ、いちご?」


「どうしたの⁇」

ソファーを指さすお父さん。

これは座れってことかな⁇


「実は…、この家、来週には取り壊されることになったんだ」 


「え、、え!?」

取り壊し⁉︎


「それでなんだが…、お父さんの昔からの友人の家に少しの間住まわせてもらうことになった」


「え?そんな…急に?」

ゆ、友人って…私会ったことないし‼︎


「すまんな、お母さんもその奥さんとすごく仲が良かった。お前もきっとすぐに打ち解けれると思う」

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