悲しい夜は、何度だって君に会いに行く
なんでわたし、この人といるんだろう……。


この人と同じ空間に、2人きりで同じ時間を過ごしているなんて。


きっと、未来のわたしが聞いても信じられないだろう。


彼の顔から目を離せないでいると、ふと、視線をわたしに向けた。


こんなに綺麗な瞳に見つめられても目を逸らせないなんて、今のわたしは相当疲れているようだ。
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