一夜の奇跡は真実の愛を灯す~副社長の甘い誘惑に溺れて~
『それは良かったですね。リラックス出来る場所に住めて、1番いいじゃないですか…』


『湊先生。母は、新しい恋人がいるんです。もしかしたら、父になるかも知れません。湊先生と比べたら全然イケメンじゃないけど…でも、すごく優しい人です。だから、先生も幸せになって下さい』


笑顔いっぱいの翔吾君。


本当に…お母さん思いの優しい子だ。


『君は本当に…立派だね。お母さんが幸せになって、良かったね。そうだね、僕も…幸せになれるかな?』


『なれます!だって、湊先生はすごくカッコいいから!』


僕も思わず笑顔になる。


『ありがとう。僕なんかより、翔吾君の方がカッコいいよ。見た目も心も。今日はお2人に会えて良かったです。新しい人生、お互いに頑張りましょう』


僕は、みんなに支えられてる。


こんなにも…たくさん。


これからは、感謝を形にして、もっともっと…


自分自身成長したいと思った。


兄さんが言ってくれたように、信じた道を…


僕は、ただひたすら…


歩いて行こうと思う。
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